犬や猫のオシッコで出るサビ

2014-08-12

野外に自転車や自動車を出している方や、門扉・鉄筋など、犬や猫のオシッコがかかってサビが発生してしまうことも多いものです。
犬猫に限らず、生き物の排泄物には水分・塩分が含まれているので、汗などと同じようにサビの原因になりやすく、繰り返しかけられることで大きな鉄骨でもぼろぼろに腐食してしまうことがありえます。

まずはオシッコで出たサビの落とし方ですが、汚いから・臭いからと放置してしまうとサビがどんどん進んでしまいます。自分の家の犬猫のトイレも素手で触るのはいやなものですが、まずは手袋をして水洗いし、オシッコの成分を洗い流します。その後、酸性溶液やクレンザーなどを使い、捨ててもいい古い歯ブラシやぼろ布などでしっかりサビを落とします。
サビの凸凹した表面にオシッコが残りやすくなっているので、犬や猫はそこをトイレの目印にしてしまいますから、きれいにサビを落とした後、もう一度中性洗剤などで洗っておくと安心です。最後に水滴を充分ふき取り、乾かしてから、外気に触れないようワックスやサビ止めで保護しましょう。
自分の家の犬や猫が原因の場合はしつけ直したあと、自宅のトイレを新しいものに変えたり、散歩の回数・時間を増やすなど、ほかに気持ちよくオシッコできる環境を整えてあげると効果的です。

よその猫の場合はサビ落としの後、しつけスプレーを回りに撒いておいたり、木酢液などの猫が嫌がるにおいのするもので自分から避けてくれるようにできます。ただし木酢液はその名のとおり強い酸性を持っているため新しくサビが出てしまいます。できるだけ薄めて使い、直接金属につけるのではなく付近の地面に撒いておくなどの工夫が必要です。
野良猫だと思っていても、隣町の方が飼っていたなどのトラブルがあります。意外に遠くまで出かける猫も多いので、駆除は最終手段として、よくオシッコをしにくる猫がいれば、まず周辺地域の方と情報交換しましょう。

よその犬は猫と同じように対策をした後、飼い主さんに相談してオシッコをしないよう注意してもらうのが一番です。張り紙などでは飼い主さんが気づかなかったり、守ってもらえないこともあります。きちんと丁寧に話をしましょう。サビと汚れでこれからずっと困るのと比べれば、一時の話し合いでやめてもらえたほうが楽です。お互いに快くオシッコのサビから開放されるよう、頭ごなしでなく誠実に話し合えばすんなり話がまとまります。

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