早く対処しなければいけないサビ

2014-08-14

特に早く対処しなければいけないサビは、いわゆるサビ色をしている赤サビです。このサビは空気との反応が早く進んでいく特長があり、しばらく見ないうちに鉄などがぼろぼろに腐食してしまったという例も多く見られます。

日本刀も鉄を使っていますが、なかなかサビないのはよく叩いて精錬されているためです。しかし発掘調査などで見つかった鉄の刀が折れてしまっていたり、一部が土に返ってなくなってしまっていたりするのは、赤サビによる侵食が進んでしまったせいです。

赤サビが発生する条件として、空気・水・塩分・酸に触れることがあげられます。
海沿いにお住まいの方や、錆びやすい金属のアクセサリーを大事にしたい方は、海からの潮風や汗から出る塩分をできるだけ洗い流し、その水分も後でふき取っておくと長持ちします。
サビやすい環境にずっと置いておくのは長持ちさせるという点で一番良くありません。サビを落としたあともできるだけ空気に触れないよう、アフターケアをするのが肝心です。

また、建物の鉄骨部分や鉄筋からサビの色がコンクリートなどに染み出してくることがありますが、こちらも早く対処しなければ建物の倒壊などの危険があります。耐震性は少しのサビでもかなり低下してしまうので、壁の色がサビ色に変わったり、屋根などの周りで塗装が凸凹になっている場合は業者に一度見てもらうのが良いでしょう。見た目がきれいになるだけでなく、建物を長持ちさせるために必要です。

門扉、雨どいの留め金、雨戸の収納スペースなども、サビによっていきなり壊れてしまうという危険があります。手が届く範囲なら気付いたときに自力でサビ落しをすることもできますが、お忙しい方やどうすれば良いかわからないという方、高齢者の方はプロにお任せして、安全で確実な対処をしてもらうのがオススメです。

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